平成13年度に購入した機器をご紹介します.その1
1.炭酸ガスレーザ加工装置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平成13年度
日本自転車振興会補助事業
2.サンシャインウェザーメータ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平成13年度
日本自転車振興会補助事業
1.炭酸ガスレーザ加工装置 (発振器:3020D,加工機:2512LZ 三菱電機(株))
【 装置概要 】
炭酸ガスレーザ加工装置は、レーザ発振器及び加工機からなり、遠赤外線に当たる波長10.6μmの炭酸ガスレーザビームにより金属材料等を加工する装置です。
発振されたレーザビームをレンズで集光する事により、小さな面積大きなエネルギーを集中することができ、わずかな時間で穴明け、切断加工、接合させることができます。加熱部が小さく時間も短時間であるため加工時の熱による変形が少なく、素早く正確な加工が可能です。
【 仕 様
】
・最大出力:2kW、(ピーク出力3kW)
・ワーク寸法:2440×1220mm
2.サンシャインウェザーメータ (形式:S80B スガ試験機(株))
【 装置概要 】
本装置は、各種工業材料および製品の耐候性(日光及び降雨の作用に対して変化しにくい性質)を試験するために用いるサンシャインカーボンアーク灯式耐候試験機です。この耐候試験機は、JIS B 7753に規定されたものです。試験片は、150×70mmで、厚みは最大15mmのものが試験可能です。試験片を均一に露光するために上下2段式の傾斜型試料ホルダーが採用されており、試験片は最大70枚装着できます。光源には、サンシャインウルトラロングライフカーボン4対を用いて、連続点灯78時間が可能です。また、試験時間中の水スプレー時間が任意に設定できます。高品質な製品を製造する上で、耐候試験は重要な試験の一つになっています。金属、木製品、プラスチック、塗料等の耐候試験が可能です。
【 仕 様 】
光源:サンシャインカーボンアーク
試料面放射照度:255 W/m2 (±10%)
連続点灯時間:78時間
温湿度調節:63±3℃(ブラックパネル温度)、30〜70 ±5%RH
試験片取付数:70枚
装置サイズ:幅120、奥行150,高さ190cm