機 器 紹 介

平成14年度に購入した機器をご紹介します. その1

当センターの試験研究設備にはからの補助金が使われています。

1.放電プラズマ焼結装置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平成14年度 日本自転車振興会補助事業

1.放電プラズマ焼結装置 (形式:SPS1050 住友石炭鉱業(株))

【 装置概要 】
 本装置では各種金属材料およびファインセラミックスなどの焼結が行えます.型内で圧縮した粉末に特殊DCパルス焼結電源より通電することにより,型および粉末が急速加熱されます.従来の型焼結法であるホットプレス法と比較して短時間焼結であるため結晶粒成長の抑制やアモルファス材料のバルク化が可能です.また型温度を傾斜させることにより傾斜機能材料(FGM)の創製ができ,異種材料の焼結接合,超硬合金・複合材料の試作・研究開発等に効果的です.
 温度および加圧力は自動制御であり電流,電圧,真空度および変位などのプロセスパラメータのデジタル出力装置も備えていることから,信頼性が高く品質が一定した製造が行えます.

【 仕 様 】
     成形加圧範囲:3〜75kN
    真空度:6Pa
    最高使用温度:1700℃
    最大出力:5000A
    最大焼結寸法:直径100mm×100mm程度
    使用可能型:黒鉛,ダイス鋼,超硬合金など通電が可能なもの

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