平成14年度に購入した機器をご紹介します.その2
1.真空凍結乾燥機・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平成14年度
電源立地特別交付金
2.粉砕・分級装置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平成14年度
電源立地特別交付金
3.新JIS対応家具強度試験機・・・・・・・・・・・・・・・・平成14年度
電源立地特別交付金
1.真空凍結乾燥機 (形式 FZ-12型 LABCONCO社)
【 装置概要 】
本装置は、食品を凍結した後真空乾燥する装置であり、食品中の水分を凍結状態のまま昇華させ、液相を経ることなく乾燥することを特徴としています。加熱乾燥と異なり0℃以下で乾燥が進行するため、ビタミン類の残存率が高く、生の風味や色調を保持したまま乾燥できるという利点があります。また、本装置は窒素ガス置換装置と自動封栓機構を装備しているため、乾燥したサンプルを真空または窒素ガス置換した状態でバイアルビン中に密封することも可能です。
【 仕 様
】
・棚面積・寸法:0.38m2
403W×314D
・有効棚数:3段
・棚間隔:210mm(1段)、105mm(2段)、75mm(3段)
・棚温度:−34℃〜+40℃
・コールドトラップ温度:−50℃
・トラップ容量:8g/バッチ、MAX12g
・真空到達度:1.3Pa(0.01Torr)
2.粉砕・分級装置 (粉砕: 型式 DAS-14 ダイコ−精機(株))
(分級: 型式 KF400-2D 葛サ和工業所))
【 装置概要 】
本粉砕装置は平刃を使用しており柔らかい材料や容器状の製品特にビニ−ル、ゴム、フイルム等の粉砕に適している。
本分級装置は堅牢な振動発生器を装備した3次元運動による振動篩機であり化学、金属、窯業、食品等あらゆる分野で利用できる。
【 仕 様 】
粉砕装置
・モータ出力 1.5 Kw
分級装置
・網有効径 385 mmΦ
・デッキ数 2段(100、150ミクロン、予備枠200ミクロン)
・振動数 100VPM
3.新JIS対応家具強度試験機 (形式:EFH-3、轄宮製作所)
【 装置概要 】
椅子およびスツールのほか、テーブル、収納家具などいろいろなサイズの家具の強度と耐久性を評価する試験機です。試験は主にISO
7173 (1989) に対応し改正された JIS S1203 (1998) の試験方法を行うことができます。
負荷荷重用の本体フレームに、水平、垂直方向の2台のアクチュエータ(電機油圧サーボ方式)を組み込み、各1台の負荷試験、2台の同期試験を行います。
【 仕 様
】
・動的加振力:水平、垂直 ±3kN
・定盤寸法 :1950mm×2620o
・有効高さ :2000o