アスベスト分析機器整備事業(県単)
(平成17年)
徳島県立工業技術センター
 
 
 

X線回折装置

 本装置は、照射したX線が物質によって回折される現象を利用して、主に無機物質(金属、簡単な有機化合物)の結晶構造を解明することによって、試料の定性・定量分析を行う。
「石綿障害予防規則の施行」において、建材中の石綿含有率が1%を越えるか否かの分析方法として、回転試料台を装着したX線回折装置による定性分析と定量分析(基底標準吸収補正法)を行うことが定められている。また、化学組成は同じであるが結晶構造の異なる物質の定性・定量分析を行うためには、本装置が必要不可欠である。



X線回折装置((株)リガク)(型式:RINT-UltimaV)
 

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