熱分析システム

更新日:2017年3月23日

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(公財)JKA 自転車等機械工業振興事業に関する補助事業

 この設備は競輪&オートレースの補助事業からの補助を受けています。

(公財)JKA 自転車等機械工業振興事業に関する補助事業
平成28年度公設工業試験研究所の設備拡充補助事業

熱分析システムについて

熱分析システム

メーカー ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン(株)
型 式 DSC2500,SDT Q600,DMA Q800
概 要 熱分析装置は,試料の熱的な物性値の変化を連続的に測定する装置です.
本システムは,示査走査熱量計(DSC),示差熱-熱重量同時測定装置(SDT),動的粘弾性測定装置(DMA)から構成されています.
用 途 DSCは,試料と基準物質を加熱または冷却した場合に両者の温度差をゼロに保つのに必要なエネルギを時間または温度に対して測定します.
 (1)比熱,反応熱及び転移熱の定量
 (2)結晶化度,純度,反応速度及び結晶化速度の決定
SDTは,試料を一定速度で加熱しながらその重量変化と基準物質との熱挙動の差を連続的に同時測定します.
 (1)試料の熱(分解)反応の過程
 (2)融点・沸点
 (3)相転移温度
DMAは,材料に時間によって変化(振動)する歪または応力を加えて,それによって発生する応力又は歪を測定します.
 (1)ガラス転移温度や弾性率の温度依存性
 (2)高分子材料の分子構造などに関する情報


徳島県立工業技術センター