▼ しいたけ排水凝集剤 水夢
販 売:(株)アクト
ホームページ:http://www.act-yume.jp/suimu_syorirei.html
特 徴:
無機系凝集剤『水夢』は、ゼオライトを主成分とした水処理剤で泥水や汚水、産業廃水を無害化する無機系中性系の凝集剤です。水夢は、処理対象の汚濁廃水等が有機系、無機系を問わず当該廃水に溶存している物質を沈殿、分解して浄化しBOD、CODを低減します。水夢処理では、生成されるフロック(凝集物)の安定性が高く、崩壊しにくくなっています。また、分解したり再溶出する怖れがほとんどありません。
担当研究員:
材料技術担当 有澤隆文
研究課題名:H21年度 技術シ−ズ開花事業「しいたけ圃場より排水される
リグニン・タンニンを含有する排水浄化方法の評価」
支援の内容:
徳島県の特産物である菌床しいたけの栽培時に生じる茶褐色排水を処理するために,
(株)アクトが開発した凝集剤『水夢(すいむ)』の浄化能力を評価した.
凝集試験(ジャーテスター)を行い,水質汚濁物質の除去率を算出した.(図1)
茶褐色分の指標であるリグニン・タンニン・色度の除去率は90%以上あり,従来の高分子系・無機系の凝集剤では不可能であった茶褐色分の除去が可能であった.また,他の水質汚濁物質の除去率においても60〜100%の高い浄化能力を有することから,天然鉱物系の凝集剤『水夢』により,安全・安価・簡単な菌床しいたけ排水の処理が可能となった.
▼ リチウムイオン蓄電システム
販 売:藤崎電機(株)
カタログPDFファイル: リチウムイオン蓄電システム.PDF
仕 様:
・太陽電池入力:DC400Vmax 2kWmax
・商用入力:AC100V 4kVA 50/60Hz
・インバータ出力:AC100V 2kW
50/60Hz
・バッテリー仕様:10kwW DC48V 200Ah
特 徴:
・普段は商用電源をバイパス運転で、特定負荷へ電源供給。(運転時間設定可)
・災害時は太陽光発電及びバッテリーから特定負荷へ電源供給。
・満充電で2kW相当の負荷を約4時間30分使用可能。(1kWなら約9時間)
・既存の太陽光発電システムへ接続可能。
担当研究員:電子技術担当 酒井宣年
研究課題名:H23年度技術シーズ創出調査事業「リチウムイオン蓄電システムの開発」など
支援の内容:
コストおよび生産性を重視したリチウムイオン蓄電システムを考案し、市場ニーズに対応した蓄電システムの構築と試作開発を行った。リチウムイオン電池を用いることでシステムの信頼性の低下が懸念されたが、安全面などの機能を高めるためにバッテリー監視機能の開発を行い、これらのバッテリー監視機能と従来のバッテリーマネージメントをPLCにて一括に監視するプログラム制御を行うことでシステムの信頼性も向上した。東日本大震災後、エネルギー供給の不安定から災害発生時における電力確保のため東日本を中心に広域避難施設のみでなく、市町村さらには地域の診療施設や公民館などへの設置要望もあり、低価格品の需要が拡大する傾向にある。本開発品は既存太陽光発電を用いずに夜間充電動作だけでもピークカットなどの蓄電システムの機能を十分に発揮する。
リチウムイオン蓄電システム
▼ 交通信号機用(歩行者用)LED電球
ホームページ:http://www.nihonfunen.co.jp/cgi-bin/news/item.cgi?Start=0
仕 様:
入力電圧:AC100V(±10%) 50/60Hz
本体サイズ:Φ69mm×148mm
質 量:155g
口 金:E26
特 徴:
白熱電球をLED電球に交換するだけで「LED信号機」に変わります
○交換作業・消費電力の削減
長寿命・低電力であるため、ランニングコストの
削減が可能です
○特別な工事が不要
電球交換のみで作業完了です
○安全設計回路
万が一、LED素子に不具合が起こっても全消灯し
ない安全設計です
○良好な視認性
応答スピードが速いため、点滅時や切り替わり
がはっきりと確認できます
○熱焼けしない
熱線により表面フィルターを傷めません
担当研究員:電子技術担当 中村 怜
研究課題名:平成21年度 受託研究「歩行者信号機用LED電球の性能評価」
支援の内容:
信号灯器仕様書、警察交通安全施設端末装置 共通仕様書、警察交通安全施設 静電気規格の試験方法に基づき、歩行者信号機用LED電球の性能評価を実施した。さらに、高温時・低温時の耐久試験と劣化試験を付加し、評価を行った。今回の試験に使用する歩行者灯器は日本信号製(型式:ED1315A)電球式歩行者灯器を用い評価した。試験項目一覧を表1に示す。
表1 試験項目一覧 |
歩行者信号機用LED電球 |
▼ といもんきぃ(子供服)
ホームページ:http://www.toymonkey.net/kodawari-p-go.html
担当研究員:生活科学担当 川人美洋子
研究課題名:H19年度技術開発力強化支援事業 共同研究
支援の内容:
環境に優しいライフスタイルに合う,石油系薬品や合成繊維を使わない天然染色の縫製品を検討する.本研究では,天然染料としてビワを選び,染色条件を検討し、次のように評価した。
■-1 染色布の色彩評価
染料部位は枝より葉が効果的である。繊維素材として絹と羊毛は良好で、綿は表面濃度が低かった。媒染条件としてミョウバン、木酢酸鉄、硫酸鉄、灰汁に製品への可能性を確認した。ミョウバンより木酢酸鉄や灰汁を使うと、赤みが強くなる傾向があった。
■-2 染色布の洗濯堅ろう度
変退色と表面濃度の結果から、染料部位は枝より葉、綿より絹と羊毛が効果的である。汚染は、すべて4-5級以上で非常に良かった。
■-3 染色布の耐光堅ろう度
変退色と表面濃度の結果から、染料部位は枝より葉、綿より絹と羊毛が効果的である。
天然染色では黄みの強い色が多いので,ビワの赤みを生かし,試作した(図2).
|
|
試作例1.子供用Tシャツ (上からミョウバン媒染、木酢酸鉄媒染、硫酸鉄媒染) |
試作例2.トートバッグ (上から硫酸鉄媒染、ミョウバン媒染) |
▼ 地域食材を用いた血糖値上昇抑制・抗肥満食品