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備品の詳細

設備名
熱分析システム
型式
DSC2500,SDT Q600,DMA Q800
メーカ
ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン(株)
分類
分析
用途
DSCは,試料と基準物質を加熱または冷却した場合に両者の温度差をゼロに保つのに必要なエネルギを時間または温度に対して測定します.
 (1)比熱,反応熱及び転移熱の定量
 (2)結晶化度,純度,反応速度及び結晶化速度の決定

SDTは,試料を一定速度で加熱しながらその重量変化と基準物質との熱挙動の差を連続的に同時測定します.
 (1)試料の熱(分解)反応の過程
 (2)融点・沸点
 (3)相転移温度

DMAは,材料に時間によって変化(振動)する歪または応力を加えて,それによって発生する応力又は歪を測定します.
 (1)ガラス転移温度や弾性率の温度依存性
 (2)高分子材料の分子構造などに関する情報
特徴
熱分析装置は,試料の熱的な物性値の変化を連続的に測定する装置です.
本システムは,示査走査熱量測定装置(DSC),示差熱-熱重量同時測定装置(SDT),動的粘弾性測定装置(DMA)から構成されています.
仕様
DSC2500 
 温度範囲:-90℃~550℃
 熱流計測方式:熱流速型
 ベースライン平坦性(-50℃~300℃):5μW以下
 ベースライン再現性(-50℃~300℃):10μW以下
 温度正確性:±0.005℃
 エンタルピー精密度:±0.01%

SDT Q600
 温度範囲:室温~1500℃
 天秤方式:水平差動型
 天秤感度:0.1μg
 DTA感度:0.001℃

DMA Q800
 最小荷重:0.0001N
 最大荷重:18N
 荷重分解能:0.00001N
 歪分解能:1nm
 温度範囲:-150℃~600℃
担当
材料技術 TEL:088(635)7902,088(635)7903
担当者
鎌倉 駿  正木 孝二
設置場所
機器室4
設置年度
2016 (平成28) 年度
写真
備考 (公財)JKA 自転車等機械工業振興事業に関する補助事業
その他 利用料金


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