令和2年度JKA補助金による

導入機器の自己評価について

更新日:2021年5月28日

競輪&オートレースの補助事業 外部リンク:
(公財)JKA 自転車等機械振興事業に関する補助事業
2020年度公設工業試験研究所等における機械設備拡充補助事業

この設備は競輪&オートレースの補助事業からの補助を受けています.

リンク:導入した機器

導入機器

スライドソー

(総合評価)

  • 事業全体についての意見・所感
     装置を導入したことで、高機能素材の高精度な切断加工等が可能となり、県内機械金属製造業における試作開発を支援することで生産性の向上や競争力強化に繋がることが期待される。

  • 優れている点
     CFRPやアルミ、アクリルや木材など様々な切断加工が可能。丸鋸部上下昇降および幅決め用リップフェンスの移動精度0.1ミリ、鋸ユニット傾斜は精度0.1°のNC制御により切断加工精度および寸法再現性に優れる。

  • その他,アピールしたい点
     鋸傾斜に対応する安全カバー、緊急停止ブレーキを備えており、安全性が高い装置である。

非接触三次元測定装置

(総合評価)

  • 事業全体についての意見・所感
     装置を導入したことで、これまで対応できなかったナノ単位での製品の形状や表面性状などの高精度測定が可能となる。高精度な測定は、製品品質のさらなる向上に繋がることから、県内企業の製品開発力の向上が期待できる。

  • 優れている点
     高さ方向の分解能が0.001μmで、測定範囲が150mm×150mmと広いことから、高精度かつ広範囲の測定が可能である。また,測定子がレーザプローブであるため、非接触での測定が可能である。これにより、接触式では測定できないゴムやプラスチックなどの形状や表面性状を測定することができる。

  • その他,アピールしたい点
     スキャン測定機能が搭載されていることから、高精度な測定が短時間で行える。

共同研究

ドア操作音の定量的評価法の開発

(総合評価)

  • 事業全体についての意見・所感
     本研究で検討した評価技術は,ドアをはじめとし,自動車など様々な機械製品の付加価値を向上させる基盤技術であり,機械関連産業への寄与は大きい.また,評価技術は,様々な機械関連製品への応用が期待できることから、地域の機械関連産業の活性化に大きく寄与することが予想される.

お問い合わせ

企画総務担当
TEL 088-635-7901  FAX 088-669-4755 
メールアドレス:kikaku06@itc.pref.tokushima.jp


徳島県立工業技術センター